又兵衛桜 (本郷の瀧桜) その2

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撮影日 2013年4月5日 午前5時26分
撮影地 奈良県宇陀市 大宇陀
カメラ CANON EOS40D
レンズ CANON EF 70-200mm/f2.8 L Ⅱ IS USM
露出  ISO200 f8 0.5sec


この日、出発前にイメージに思い描いた桜は、「妖艶」。
ほの白く光る繊細な桜を撮るには、夜明け前の空が明るくなる時間帯、いわゆる「天文薄明期」が最適だ。
うっすら白んだ夜明けの空が花びらを鈍く照らす。
バックの森は鬱蒼と暗く沈み、輝く花びらを一層際立たせるのだ。

この日の日の出時刻は5時40分。
山間いのこの地でも6時には陽が届いてくる。
とすれば、朝5時には三脚を立て、構図を決める。
やがて夜が明け始めると、孤高の老桜は期待にこたえるかのようにその可憐な花びらを光らせはじめた。

繊細で華やかな花弁を、細くしなやかな末梢を、武骨でおおらかな老幹を。
その魅力を余すところなく表現したくて。

充分に絞り込んだ絞りと、階調を優先した感度を選択し、
モニターいっぱいに広がる世界を前に一つ頷いてから。

そして、ゆっくりとレリーズを引く。

by junp_ok | 2013-04-18 23:29 | 桜~bloom in life | Trackback | Comments(0)
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