2011.4.30. 大台ケ原山 日出ヶ岳 1695m(百名山) 天候:曇り 人数:単独

せっかくの連休です!!
さて、何をしようかと考えてもイマイチ考えが浮かばなかったので、
とりあえず何でも出来るようにスキー道具と山道具とカメラを車に積んで実家方面へ向かうことにします。
 
とりあえず思い当たったのは、近畿の「チョットいい山御来訪」。
 
そうと決まれば、実家をもスルーして奈良県は大台ケ原へひとっ飛び。
 
ブィン!!

b0180907_19352985.jpg





大台ケ原。
 
年間降雨量日本最多の地として気象学的にも地理的にも有名な場所ですね。
その理由は、黒潮に乗って流れてくる温かい空気が、大峯山系にぶつかって雨を降らせるからだそうです。
特に夏から秋にかけては、台風の通り道として大量の降雨をもたらします。
 
登山としては標高差も少なく、日出ヶ岳登頂のみであれば整備された歩道を行く、比較的お手軽ハイクです♪
エリアを一周しようと思うと、それなりの体力、時間が必要になります。
とはいえ、近畿地方では人気スポットとしてたくさんの人が訪れますね。
連休ともなれば結構な広さの駐車場が満杯で入れなくなるほど。
 
あ、前説はこれぐらいにしてそろそろ登りましょうか(^^;

 
b0180907_20272388.jpg
●ハイクルート
今回はせっかくなので、一番大外回りのルート、
東大台登山口~日出ヶ岳~正木ヶ原~牛石ヶ原~大蛇嵓(だいじゃぐら)~シオカラ谷~西大台登山口を回ります。
地図では、真ん中のビジターセンターの駐車場→現在地の印(この地図は途中で撮ったもの)→チョット北の日出ヶ岳、南へ降りて正木ヶ原、T字路を突っ切って突き当たりが大蛇嵓、チョット戻ってからさらに北へぐるっとまわって駐車場へ戻ります。
地図はクリックで拡大しますのでどうぞ。



b0180907_19364964.jpg
●14:00 東大台登山口
いざ出発です!!
え、なんでこんな時間かってゆーと、途中高速道路のSAで寝てたからです(^^;
ビジターセンターの管理人さんの話では、
「健脚さんなら3~4時間程度、これからでも明るいうちに回れますよ。」
と言っていたので迷ってる時間は無いです。しゅっぱ~つ。



b0180907_19395380.jpg
●登山道
しばらくトウヒ林を歩きます。
なんだか雨がポツポツ、雷ゴロゴロ。。。



b0180907_19415120.jpg
●日出ヶ岳へ
途中正木ヶ原方面と日出ヶ岳方面の分岐を左に折れると、
木道の階段が整備され、頂上の展望台が見えてきます。
ここまでわずか30分。ハイヒールは厳しいですが、スニーカーに手ぶらでも充分ですヨ。
雨と雷はスッカリどっかへ行っちゃいました。代わりにすごい風!



b0180907_2036166.jpgb0180907_20362755.jpg
●14:30 日出ヶ岳登頂
これでアッサリ登頂。

風がとってもつよく、しっかり立ってないと吹き飛ばされそうです。



とりあえず展望台から四方を見渡しましょう。



b0180907_19453180.jpgb0180907_1947635.jpg
東側は熊野灘から太平洋、運がよければ富士山や木曽駒、乗鞍までも見渡せるようです。



b0180907_19461916.jpgb0180907_19464126.jpg
そして西側には世界遺産大峯連峰がそびえます。



b0180907_19473448.jpg
南側はすぐそこに正木ヶ原。これからそちらへ向かいましょう~。



b0180907_19475130.jpg
●15:00 正木ヶ原
大台ケ原に来て是非とも見たい光景その1。題して「白骨の森」。
昭和34年の伊勢湾台風によって森の木々が根こそぎ薙ぎ倒され、露出した林床は乾燥化、コケ類が大幅に減少しました。
変わって林床を覆ったのは一面目に付くミヤコザサ。樹木の発芽、幼木の生育条件が悪化し、
伐採や野生の鹿による食害も追い討ちをかけて現在に至ります。



b0180907_19523495.jpg
昔の森の姿は看板にあるとおり。
この光景が残っていたら、「もののけ姫」の森のモデルはココになっていても
おかしくなかったかもしれませんね。
自然の猛威の傷跡を、まざまざと見せ付けられた感じです。。。
機会があれば是非一度お訪ねください。
写真で見るよりも現実は結構ショッキングな光景です。



でも、夏の方がササが青々として写真として見栄えするかもしれませんねっ!?


b0180907_19533864.jpg
●15:30 牛石ヶ原
正木ヶ原のような白骨の森エリアは広範囲ながらも風の抜ける一部分で、
登山道はおおよそ森に包まれています。
途中、東大台登山口へもどる「尾鷲辻(おわせつじ)」をすぎて
しばらく行くと、急に視界が開けます。
 
「牛石ヶ原」です。



b0180907_19535210.jpg
なぜか神武天皇の像が立っています。何でしょコレ!?
で、牛石ヶ原ですが特になんだかトピックもなかったので、、、
素通り~~(^^;



b0180907_195428100.jpg
●15:40 大蛇嵓へ
登山道を少しそれると、大蛇嵓へ。
このあたりからチョット道が険しくなってきますヨ。



b0180907_1955771.jpg
●15:50 大蛇嵓
大台ケ原に来て是非とも見たい光景その2。です。
切り立った崖の上に鎮座する一塊の大岩。
ここからの景色は絶景の一言です。脚元すくんじゃいますけど(>_<)



b0180907_19553188.jpg
西に向いて張り出している岩の上から辺りを見回すと、
北側に西ノ滝、中ノ滝、が山肌にチラリ。


b0180907_1956250.jpg
正面にはよりクッキリと大峯山系が確認できます。
真正面に見えるのが、山系最高峰の八経ヶ岳(別名八剣山、仏教ヶ岳)。


 
南側の斜面には山桜が満開となっていました。
b0180907_19563953.jpg
どうも黄砂が飛んできているようで、遠景は霞んでおぼろげですが…。



b0180907_19571741.jpg
●鹿!!
大蛇嵓でしばし絶景を楽しんだ後、分岐まで戻ってくると、野生の鹿の群れが!!
しかも雄二頭、ガチンコやってます!!



b0180907_19573347.jpg
「Fight!!」


b0180907_19575092.jpg
「メス群れワレ関せず」


b0180907_1958660.jpg
「YOU WIN!!」


勝敗の基準は良くわかりませんでしたが、これからこの雄が群れの主として君臨するのでしょう。
草食系弱肉強食の世界です。



b0180907_19582811.jpg
●シオカラ谷へ
地図上ではぐるっと周ってゴ~ル!!。。。そう思っていたのですが、
なんと沢まで急降下。地図で見るより実距離ははるかに長かった。。。
帰りが不安になるくらい標高を一気に下げます。
ここまで来ると登山靴は必須ですね。足場も悪ければ勾配も急です。
シャクナゲの下り道は満開になるとさぞかし綺麗でしょうね♪



ただ、前回の筑波山で痛めた左膝がうずきだしてそれどころじゃありません。・・・どこまで降りるんですか~??


b0180907_19585218.jpg

●16:40 シオカラ谷
ようやくシオカラ谷。渓谷の清流につり橋が架かっています。
キレイなのは確かですが…これから待ち受けるであろう登りも勘案すると、そこまでして寄らなくても!?



こちらでは日出ヶ岳分岐、大蛇嵓分岐ですれ違った若者二人組に追いつき、ちょっとお話しながら駐車場へ向かいます。


b0180907_19591589.jpg
●帰途
ずっと石段…(>_<)
この位置エネルギーのロス!!



b0180907_1959359.jpg
●17:00 西大台登山口
到着で~す。



実際に周ってみた感想としては、
大蛇嵓からはもう一度「尾鷲辻」まで戻って東大台へ直帰するルートがリーズナブルかと思いました。
もちろん、時間と体力が許せば、シオカラ谷を周るルートをどうぞ。
だって、せっかく来たのに周らないと心残りですしね。
 
そして駐車場に帰ってくるとビックリ!!
ワタシの車のすぐとなりに宇都宮ナンバーの車が!!
オーナーさんご夫婦が戻ってこられたのでお話を聞いてみると、
「昨夜那須を出発し、東名回りで今朝6時に八経ヶ岳登山口着、朝から八経ヶ岳を登頂して、午後から大台ケ原へ周ってきた。」
そうです。ずいぶんご年配の夫婦でしたが、、、ワタシよりタフですね!ワタシ途中で寝てしまいました。
明日は雨予報なので、大台ケ原を一日前倒してそんな行程をとられた方、他にも多いようですね。
 
駐車場にはビジターセンターもあり、大台ケ原に関するいろんな情報が得られます。レストラン、宿もあり、路線バスも来ます。
山奥深く道も急で狭いので、アクセスは最悪ですけど、車で頂上付近までいけるのでお手軽に登山感覚を味わえますね♪
大台ケ原独特の環境、野生の鹿にも出会えますので、ルートさえ選べばいいトレッキングになります。


b0180907_2001722.jpg
小処温泉。
帰り道に寄った温泉は、大柄なエースでは不安になるくらいの
山道の先にありあました。
比較的新しそうでしたが、お客さんも少なく、
渓谷沿いで露天はサイコー!!の一言でした。



さて、明日は雨予報…。なにしよっか、なぁ。


<完>

by junp_ok | 2011-04-30 20:52 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://hlaundry.exblog.jp/tb/15591746
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]