北信越美景巡礼の旅(4日目 長野県 戸隠高原)

パタパタパタパタ・・・・

屋根を叩く雨音で目が覚めます。外は生憎の雨。
今日のプランを考えなおしているうちに、

いつしか再び眠りに落ちます・・・。

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北信越美景巡礼の旅3日目、そぼ降る雨の戸隠高原、始まりです。



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ピー・・・チチチ・・・

次に目が覚めたとき、降っていたのは野鳥たちの透き通る声でした。
疲れの抜け切らない身体を起こし、少し濃い目のコーヒーを淹れる。

先ほどまで降っていた雨はにわかに上がっているものの、
やはり今日一日は予報通りすぐれない空模様。

野鳥観察に来ている人たちが一人、また一人と森の中へ消えていきます。

そう、ここ戸隠高原は信州でも有数の野鳥観察のメッカ。

「んー・・・ん」

コーヒーを飲み干したら伸びを一発入れて、
隙あらばまた眠りに就こうとする身体を叩き起こす。

「さて、行くか。」


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今日の予定。
戸隠五社を奥社から下っていきます。
途中、絶景で名を馳せる「鏡池」、
湿原を覆う可憐な「ミズバショウ」、
そして中社(ちゅうしゃ)では戸隠蕎麦、「うずら家」さんにて昼食を。

本来なら「宝光社」から「火の御子社」、「中社」、「九頭竜社」、「奥社」と
登っていくべきなんですが…。
朝、人が少ないうちに奥社参道杉並木と鏡池を見たかったので。

それでは、出発です。

b0180907_2244377.jpg●下馬
「馬を下りなさい」という意味ですね。
ここから先は神聖な領域。戸隠神社「奥社(おくしゃ)」です。


b0180907_2245345.jpg●静けさ
参道が杜の奥へと延びます。少し新緑には早かったようですね。。。
写真では伝わりませんが、物音一つしない世界、野鳥の声だけが方向感覚を奪うように四方八方から降り注いでいてとても気持ちがいいす。


b0180907_22493691.jpg●随神門
杜も深くに、ひっそりと建つ質素な雰囲気の門。奥社境内への入り口、「随神門(ずいじんもん)」です。


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●神聖な領域
門の向こうは異世界の様な光景が続きます。早朝にも関わらず参拝者がぽつりぽつりと門をくぐって。


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●杉並木
奥社まで約1キロ続く杉並木。一本、一本、表情を伺うように奥へ奥へと歩を進めましょう。


b0180907_22544379.jpg●雪参道
本殿手前までくると、参道はまだまだ雪に覆われています。雪解けの流れの音が耳に心地よい。


b0180907_225565.jpg●奥社
到着です。左端に見えるのが「九頭竜社(くずりゅうしゃ)」、一番高い位置に見えるのが「奥社」です。


b0180907_2255257.jpg●天手力御尊(あまのたちからおのみこと)
お奉りしているのは、天手力御尊サマ。天照大神サマが天岩戸へお隠れになったとき、その岩戸を開けたのがまさに天手力御尊サマです。以来、開運、五穀豊穣の神様として崇められています。


b0180907_22554883.jpg●滝業
水神様が滝に打たれていたりもします。


●ご朱印をいただく。
社務所にてご朱印をいただきます。向こうに見えるは残雪の瑪瑙(めのう)山、戸隠スキー場ですね。

b0180907_22565915.jpg●森を歩く
天候が急変する様子も見られないので、随神門を抜けたところで鏡池方面へ森の遊歩道を歩きます。
森の奥ではミズバショウが可憐な姿で魅せます。


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●鏡池へ
約40分ほど歩き、鏡池へ到着。降ったり止んだり雨の合間を縫って池を一周したところで、本降りに。池のほとりのカフェでコーヒーをいただきながら、ひとまず休憩です。


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●さらに歩き
雨は本降りですが、ここまで歩いてしまったので同じ時間をかけて引き返すか、
予定通り中社へ抜けるか。どちらにしても1時間弱雨の中を歩くことになります…。

b0180907_2259393.jpg●うずら家
結局中社へと抜け、中社門前のお蕎麦屋さん、「うずら家」さんにて昼食を。
全国的に有名な蕎麦屋さんで、休みの日などは昼には予約分で売り切れるほどの人気ぶりです。
びしょぬれで辿り着いたのに丁寧に応対していただきました。
リピーターになるかどうかは食事のおいしさもさることながら、雰囲気やお店の人の気遣いなども大きな要因を占めますね♪


b0180907_23115360.jpg●大盛りざる+天麩羅盛り合わせ
おそばがつとに有名なお店ですが、実は天麩羅も絶品で、「天麩羅だけでも食べに来る価値がある」と
言われるほどです。メニューにあるのは「山菜の天麩羅盛り合わせ」と「きのこの天麩羅盛り合わせ」ですが、
MIXも注文できます。その場合は種類が限られますけどね。


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●三本杉
「うずら家」前にある、三本杉の一本。中社前には、大きな大きな杉が三本、綺麗な正三角形の配置で並んでいます。
路の左側に見える一本、鳥居の向こうに見える一本、そして「うずら家」横の一本です。


b0180907_23152437.jpg●中社(ちゅうしゃ)参詣
おそばでおなか一杯になったら、中社にご挨拶しましょう。
この場所は戸隠スキー場から近いこともあって、冬に一度お参りしてきましたね。


b0180907_231616.jpg●雫
雨は止むそぶりも見せず、しとしとと降りつづけます。
こちらでも御朱印をいただき、一旦奥社前の車に戻りましょう。。
参道をまっすぐ歩けば徒歩20分ほどでしょうか。ここまで濡れてりゃどこを歩こうが一緒です(^^;


b0180907_231629100.jpg●火の御子社(ひのみこしゃ)
車で、中社のさらに下にある火の御子サマに向かいます。こちらは鳥居とお社だけの質素な佇まい。
社務所もなく、御朱印は中社さんかこの下の宝光社さんにていただけるようです。


b0180907_2319246.jpg●宝光社(ほうこうしゃ)
五社巡りも最後の一社、、というか、最初の一社ですね(^^;
宝光社サマ。杉に囲まれた長い石段を登っていきます。


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●宝光
ほの暗い石段を登りきると、雨空の明るさに目がくらみました。。。
雨の日がこれほど神々しく見せるとは。

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●五社参詣
御朱印をいただいた後、雨宿りもかねて社務所前で神主さんと少しお話。
この「宝光社」が五社の中では一番見応えがあったように感じます。
「また参りたい…」そう思わずにはいられませんでした。

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●再び随神門へ
宝光社を後にすると、雨は上がり西の空からはうっすら陽が差してきました。
奥社で見たかった光景「木漏れ日の杉並木」を求めて再び奥社は随神門へ。

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●神聖
奥社参道の神聖な雰囲気を誇張しようと、ちょっとレンズに細工をしてみました。
やりかたは簡単、レンズに息を吹きかけるだけです。
好みの曇り具合になったら、パチリ☆
霧がかかったような、ソフトな写真が撮れますよ。

●斜陽
残念ながらすでに陽はかなり傾いており、杉並木にはほとんど陽が入ってきませんでした。
それでも明日の天気を占うかのような夕陽を、木漏れ日を、カメラに収めていよいよ戸隠の一日を終えます。

●ミズバショウ
中社~奥社の間に見かけたミズバショウの群生。
沼が鏡の様にバックの森を映して、素晴らしい光景を演出していました♪
しばらくミズバショウ撮影会!!…こんなにステキな光景なのになんで誰もいないんだろう。

●今日の終わり
昼に一度訪れた鏡池。車だとあっとゆーまです(^^;
夕焼けが湖面に映ることを期待したのですが、、残念ながら霧が出てきてしまいました。

●カーテンコール
その舞台はたった一人の観客のために。
めまぐるしくその光景を変えながら、霧は戸隠連峰とかがみ池を深く深く包んでいきます。
まだ少し明るい空の光を通し、うっすらと白青に塗り替えられていく景色。
今日一日の幕引きです。
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深い霧に包まれた戸隠高原。
今日も引き続き、「神告げの湯」にてお風呂をいただきます。

さて、明日は・・・。

>4日目につづく。
by junp_ok | 2010-05-07 20:06 | Trackback | Comments(0)
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