旅-「神の棲む森へ」 一日目/秋田県岳岱・十二湖

今年も熱い夏が始まります。

今回の旅は、ユネスコ世界自然遺産「白神山地」と、北海道への玄関口「津軽・竜飛」へ向かいます。

日程
8/8(土)…岳岱(だけだい)自然観察教育林・十二湖
8/9(日)…二ツ森岳・弘前城
8/10(月)…津軽半島・竜飛岬

それでは、旅を始めましょう。

・・・タイトル「神の棲む森へ」に特にイミはないです。なんかイメージで(^^;



旅に出る前に・・・

友達に「白神山地に行く」と言ったら、「誰さん家?」と聞き返されました。
…誰の家でもありません。そんなこと言わないように、まずは世界遺産「白神山地」の予習。

白神山地は、鹿児島県の屋久島と共に1993年、日本で初めて「ユネスコ世界自然遺産」に登録されました。秋田県北部と青森県南西部にまたがって広がる山地には、世界最大規模のブナの原生林が広がっているのです。中には樹齢数百年を越える老木、巨木もあり、周辺地区にもその素晴らしさが体感できるようなエリアが整備されています。

白神山地の中でも、山奥深く手付かずの自然が残る「核心地区」と、外界(人間が住む地域)からの影響を「核心地区」に持ち込まないよう吸収する為の「緩衝地区」があります。「核心地区」へは入山届けを出して、本格装備の元で挑まなければなりません(基本的に立ち入れません)。今回は、「緩衝地区」のみへ踏み入れます。とはいえ、森の中のをしっかり登りますので、軽装は禁物です。

では、旅を始めましょう。

一日目 8月8日(土) 岳岱(だけだい)自然観察教育林・十二湖・不老ふ死温泉

b0180907_22221830.jpg<旅立ち>
8月7日、お仕事が終わってから準備を整え、友人2人と共にまずは秋田へ向かいます。



b0180907_22232121.jpg<米の里>
夜を徹して東北道、秋田道と走りに走り、8月8日明け方、ようやっと秋田県は八郎湖PAに到着。宇都宮もほとんど東北だと思っていたのでちょっとナメてましたが、ここまで約600km。京都の実家へ帰るのとほとんど変わりません。



b0180907_2224114.jpg<峨瓏の滝>
秋田道の終点、能代から少し内陸へ入って二ツ井。そこからエンヤコラと山を登っていきます(エースは重たいので山登りが苦手)。岳岱方面への途中「峨瓏の滝(がろうのたき)」で一息。



b0180907_22245162.jpg<涼森>
滝の写真としてはベタな構図とスローシャッターで一枚。木々がかぶさるように生い茂ります。秋には素晴らしい紅葉が見られそうですね。



b0180907_22261080.jpg<旅の友>
ここで今回の旅の友をご紹介。右がミヤ、左がアベシです。何かを見つけたようです。



b0180907_22262517.jpg<珍客>
白いカエルがいました。擬態にしては目立ちます(笑)。アルビノ(色素欠乏個体)にしては目も黒く模様もしっかり出ているので、岩でなく波に擬態しているのでしょうか??



b0180907_2226511.jpg<秘境へ>
いよいよ白神山地へ入ります(世界遺産指定地区ではありません)。道は細く険しく。木々はさらに生い茂り!



b0180907_22271291.jpg<山に抱かれ>
ひたすら山を登り、岳岱自然観察教育林へ到着。



b0180907_22274561.jpg<自然観察教育林>
こちらでは遊歩道も完備され、いろいろな勉強会や観察会に使われているようです。本当はガイドさんを頼んで説明してもらえるといいのでしょうが…。



b0180907_222828.jpg<一歩>
さっそく入ってみましょう。早朝なので誰もいません。マイナスイオン独り占めです。
ここからは多くは語りませんので、ゆっくり森の空気を感じていただければと思います。



b0180907_22282193.jpg<緑の共生>



b0180907_22301649.jpg<森の巨人>
樹齢400年を越える老木です。この林を永きに渡り見守ってきた、森の巨人。



b0180907_22303655.jpg<イノチの営み>
わずかな光も逃すまいと大きく葉ぶりを広げます。



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森の表面には様々な種類のコケ、キノコが彩を添えます。

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<森の恵み>
林の最深部には湧き水が流れ出して来ていました。冷たく、そして旨いっ!



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<潤いの翠>
水辺に生える苔も、心なしか若々しく見えますね。



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<こだわり>
アベシは何かいいアングルを探しているようです。



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<林を後に>
ゴミはちゃんと持ち帰りましょう。というか持ち込まない。



b0180907_22412525.jpg<山の湿原へ>
自然観察教育林を堪能した後は、田苗代湿原(たなしろしつげん)を目指します。未舗装の悪路をさらに車で20分ほど登ります。



b0180907_22432670.jpg<さらに深くへと>
駒ケ岳へは登りませんが、ちょっと湿原までお散歩。



b0180907_22434148.jpg<田苗代湿原>
広々広がる気持ちのいい湿原。ちょっと季節が悪かったようですが、初夏にはミズバショウ、ニッコウキスゲなどの湿地の植物が咲き乱れるようです。



b0180907_22451040.jpg<ハイクアップ!>
東京から来たおじいちゃん達ご一行様。夜通し走ってきて、これから駒ケ岳登頂だそうです。ワタシらより元気じゃないですか。



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紫色の花の間ではミツバチが花粉集めに余念がありません。



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ちょっと一服。この時期、アブや蜂が大量に発生しているので、刺されないよう気をつけましょう。



b0180907_22455577.jpg<証>
田苗代湿原からもと来た道を降りてくると、峨瓏の滝の少し下に「世界遺産センター」があり、白神の森を紹介しています。そのなかに、世界遺産認定の証がありました。



b0180907_2246728.jpg<夏色列車>
二ツ井へ降りたワタシたちは、十二湖へ向かうべく海側へ抜けます。途中、岩館周辺で海に入ったり海をバックに列車を撮ったり。



b0180907_22462275.jpg<十二湖>
十二湖へ到着。この先の大崩(おおくずれ)から一度に十二の湖沼を見渡せることから、「十二湖」と呼ばれますが、その実、大小計33もの湖からなります。我々は一番有名な「青池」を含む最もお手軽ルートを選びます。ミヤは車でお昼寝だそうです。



b0180907_22463953.jpg<鶏頭場(けとば)の池>
まずは十二湖の中でも比較的大きな鶏頭場の池。風もなく、キレイな水鏡です。



b0180907_22465248.jpg<緑色階調>
少しハイキーに振り、湖面に映る空を白く飛ばすことで緑の階調を強調してみます。秋にはこの緑が燃えるような紅に変わるのでしょうね。



b0180907_2247817.jpg<青池>
そして、青池。十二湖の中でも最も名の知られた小さな小さな湖です。その水の色は、非常に深く澄んだ青。湖底も肉眼で確認できるほど澄んでいるのに、なぜにこんなにも青く見えるのか不思議でなりません。ポスターなどで見る青池はもっと青いですね。陽もずいぶん傾いていますので、もしかしたら昼間見たらもっと青く見えるのかもしれません。そしてコレがなかなかカメラにキレイな色で出てくれない(泣)



b0180907_2247219.jpg<深蒼水>
少し色バランスをいじってみましたが、実際の見た目もこれくらいの蒼です。午後の日差しを受けた木々が蒼い湖面に影を落とします。
ワタシの技量ではこの青を表現出来なさそうですので…次へ。



b0180907_22474067.jpg<ブナ林>
木漏れ日のブナ林を抜けます。



b0180907_22475271.jpg<沸壺の池>
こちらも青池に負けず青い水でしたね。



b0180907_2248667.jpg<リゾートしらかみ>
十二湖駅へ降りてくると、ちょうど観光列車「リゾートしらかみ」がやって来ました。これから、夕陽に染まる日本海を横目に秋田へ上っていくようです。車両も、夕焼けに負けない鮮やかな橙色!



b0180907_22482638.jpg<五能線>
秋田県から青森県へかけて日本海側を走る五能線は、日本でも指折りの好景観路線です。テレビや雑誌での、「ローカル線の旅」や「鉄道絶景の旅」といった特集ではまず間違いなく紹介されます。特に、日本海に沈みゆく夕陽を眺めながらの車窓は本当に素晴らしいもの(だそう)です。



b0180907_22484040.jpg<沈みゆく太陽>
では引き続き、本日のお風呂、黄金崎「不老ふ死温泉」へ向かいましょう。



b0180907_22485413.jpg<黄金崎>
なぜ「不老ふ死」なのかも、なぜ「ふ」がひらがななのかもよくわかりませんが、こちらも「一度は行きたい温泉宿」などといった特集で必ず紹介される温泉です。外海に面した露天風呂からは、絶景が堪能出来るハズ…ですが、この時間は露天風呂の日帰り入浴はできないそうです。考えてみたら当然ですね。お客さん殺到しますし。

左下のよしずで囲われた部分が露天風呂。写真では黒くつぶれちゃいました。



b0180907_2249935.jpg<夕食>
不老ふ死温泉でお風呂(内湯)を楽しんだ後は、お食事を求めてさらに北上。深浦にあった広〆サマにて海鮮をいただきます。そこそこお値段張るものの採れたて絶品です!!こういう「最高の現地モノ」、とりわけ海の幸は、多少奮発しても食したいところです♪




さて、おなかいっぱいになったら、今日の行程も終了です。
近くに車の止められる展望台を見つけてはひとしきり酒を飲み、明日へ備えて眠ります。
大人三人はちょっと狭かったかな…(--;

>>二日目にツヅク
>>>三日目へトブ
by junp_ok | 2009-08-08 22:12 | Trackback | Comments(0)
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